おひとりさがや

絵を描くアラサー。日々のことなど、面白おかしくかいていけたらと思っています。

好きな映画を見ようの日(完)

今日の午前中は整体に行っていました。たまに気が向くとマッサージに行ったりするのですが、店員さん曰く、本当に肩こり…というか全体のコリがものすごいらしくて、「もうちょっと自分の体を労わったほうがいいですよ…」と引かれたこともあれば、施術中「石、押してるみてえだ…」とか「首が木の棒みたいになってます」とか言われたこともあり、私の体って一体なんなんだよ、と思わず笑ってしまったこともありました。いや、笑いごとではないんですが。今日の店員さんには静かに一言「よくここまで耐えましたね…」と言われました。笑えませんでした。皆さんも体は大事にしましょう。

さて、今日は帰宅後、ホビット第3部を視聴。まだ見てたんかい、という感じですけども、せっかく1部、2部と毎日こつこつ見てたので最後まで見ようかな、と思いまして。これまでの関連する記事はこちら。

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正直推しがとんでもないことになるので、辛すぎてあんまり見たくない気持ちもあるんですよね。まあそれはさておき、3部は、ドワーフの宝を奪ったドラゴン・スマウグが、湖の町を蹂躙するところから始まります。「弓の射手」・バルドによってスマウグは倒され平和が戻るかと思いきや、トーリンは「竜の病」に罹り山の財宝を独り占め。バルド達湖の町の住人は、町の再建のため財宝の山分けを主張するも、トーリンはこれを拒否。レゴラスの父・スランドゥイルはトーリンからエルフの秘宝を取り戻そうと進軍し、その裏で、穢れの王・アゾグがついに動き出す…という流れです。

何回も見てる映画なんですけども、やっぱりトーリンが倒れるシーンで毎回泣いちゃう。一番ぐっ…!となるのが、彼がビルボに対して言う「そなたと仲直りがしたかった…」という言葉です。なんていうか、仮にも一国の王たる人が「俺、お前と仲直りしたいんだよ」なんてちょっと格好つかないじゃないですか。トーリンにとって、共に旅をしてきたドワーフ達は「部下」や「家臣」の意味合いが強い関係なわけですが、ビルボはそのどちらでもない。王として生まれたトーリンにとって、王という肩書抜きで、ただの「友達」として語り合える存在がビルボだったんでしょうね。だから「仲直りしたかった」んだろうなと。最後の最後、ビルボもトーリンのことを「友達」と呼んでいますよね。ひと昔前(?)のオタクみたいな表現をすると、ただただ「尊い」。これにつきます。

じっくり1~3部見てきましたが、「ロード・オブ・ザ・リング」への伏線もあってそれを見つけるのも楽しいんですよね。ドワーフのグローインが持っていた写真を見たレゴラスが「この醜い生き物はなんだ?」と言うシーンとか。数十年後、その「醜い生き物」と肩を並べて戦うことになろうとは思いもしなかったでしょう。あとはビルボがフロドに渡したミスリルの胴着。トーリンがビルボへ、友情の証として授けたものが、時代を越えてフロドの命を救ったと考えるとなかなか感慨深いです。ひとまず推しを描き納めて、終了したいと思います。

 



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